たまたま時間が空いたので
今日封切の「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を
レイトショーで拝見。
ストーリーは、サッチャー氏の半生のダイジェスト版といった感じ。
彼女の半生すべてを2時間で、というのは到底無理なので仕方ない。
なので映画としてどうかと言われると少々難しいが、
なんといってもメリル・ストリープの演技が凄すぎる。
サッチャー氏はTVで観たのをおぼろげに覚えているが、
喋り方などもそっくりで、そのまんまサッチャー氏が喋っているかのよう。
メリル・ストリープ恐るべし。一見の価値おおいにあり。
土台となった本の原作者やサッチャー氏の近くにいた人は
事実と異なると評判は良くないようだが、
ドキュメンタリーとして見る映画ではないと思う。
あと老けメイクも凄い。メリル・ストリープの演技を邪魔するどころか拍車をかけている。
メイクアップデザイナーも恐るべし。
非常に良い作品だったので、
レイトショーとは言え、ガラガラだったのは寂しく思えた。
邦題は良くない。「鉄の女」だけで良い。
「涙」は必要ないだろう。映画のイメージを捻じ曲げている。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」オフィシャルサイト
https://ironlady.gaga.ne.jp/