一躍有名になったポーリングの作品より以前の
若い頃の作品が、多数出品されていて
あまり見たことがなかったので新鮮で良かった。
特にネイティヴ・アメリカンの影響を受けたとされる
作品群は良かった。
ポーリングの作品は他にもっと良い作品があるように思うが、
今回は、あまりなかったように思う。
現在、ポロックの作品は値段が高すぎて借りるのが、
かなり難しくなったとの話も聞くので仕方がない。
良かった作品
- トーテム・レッスン2
- 無題 蛇の仮面野ある構成
- コンポジション
- 西へ
- 四つの図柄のあるパネル
- パネルG
- 頭蓋骨のあるアーチの前でひざまずく人物像
ポロックの作品を日本でこれだけまとめて見られることは
ほとんどないので、貴重な展覧会だと思います。
見る価値多いにあり。
「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」
2012年2月10日(金)?2012年5月6日(日)
東京国立近代美術館
ちなみに同美術館にて平行して開催されている
「原弘と東京国立近代美術館」展も大変良かったです。
原さんのデザインに対する理念や姿勢は大変参考になります。
個人的には、久々に紙の版下を見ることができて
版下制作が苦手だった私には懐かしいような
あまり見たくないような複雑な心境になりました。
DTP以前を知らない若いデザイナーの方は、
ご覧になられると面白いのではないでしょうか。
「原弘と東京国立近代美術館」
2012年2月3日(金)?5月6日(日)
東京国立近代美術館