久々の芝居見物『シュレーディンガーの猫』と『 彼女の旋律』

久々の芝居見物。下北沢の小劇場は、約20年ぶり。
薄暗い小さな芝居小屋に入ると昭和の雰囲気を思い出しました。

演目は、『シュレーディンガーの猫』、『 彼女の旋律』の二本立て。
ともに東日本大震災後の福島県の高校生のお話。
https://www.ushitora-ryodan.org/311/
劇場は、下北沢 楽園。
https://www.honda-geki.com/rakuen.html

劇団は、『シュレーディンガーの猫』=福島県立大沼高等学校演劇部、
『 彼女の旋律』= 会津若松ザベリオ学園高等学校演劇部。
高校生演劇部の公演です。

いろいろなことを考え、感じさせてくれる、すばらしいお芝居でした。
内容、演技ともに高校生演劇部のイメージはありません。
芝居について詳しくはないので、何とも言えませんが、
完成度の高い、しっかりした一劇団のお芝居だと感じました。

『シュレーディンガーの猫』は、
被災して非難、転校してきた高校生と、
その転校先の高校の生徒たち、
『 彼女の旋律』は、被災した高校生と慰問公演を
頼まれる高校演劇部員のお話です。

両作品ともに感情的ではなくユーモアを交え、
それでいて「非難した人」と「受け入れる人」「周辺の人」たちの日常と
それぞれの葛藤、心模様が見事に表現されているように思いました。

ノンフィクションのようですが、
メディアでは、あまり触れない日常の一部が
描かれているように思いました。

チケットは、ほぼ完売のようですが、
劇場にて若干追加販売されるようです。
詳しくは下記へ
https://www.ushitora-ryodan.org/311/

ご興味のある方は、是非どうぞ。

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